BCPの重要性を再認識

トルコ大地震

2023年2月19日、トルコ東部エルズボ県にて大地震が発生しました。

この地震はマグニチュード6.2で、県内の人々を大きな被害に陥れました。

地震の発生した地点から数キロ離れた地域では、建物が崩れたり、道路が閉鎖されたりと、大規模な被害が発生しました。

県内では、救援活動が急ピッチで進められ、多くの被害者が救助されましたが、まだ多くの被災者が捜索されています。

国内外からの支援が寄せられ、救援活動は今も続いています。

この地震は、トルコ国内で最大規模の地震となり、国民に強い被害をもたらしました。

地震によって、多くの人々が家を失い、家族を失ったり、多大な被害を受けました。

国内外からの支援を受けている被災者たちに心よりお見舞い申し上げます。

私はこのニュースを見たときに、南海トラフが頭をよぎりました。

また、私は10歳の時に阪神大震災に被災し、社会人になってから東日本大震災をTVで目の当たりにし、ボランティアに参加したことを鮮明に思い出しました。

更に三菱系の仕事についていた時BCP業務をしていたので、改めてBCPの大切さを実感しました。

ここで、BCPの重要性の前に南海トラフの内容を復習したいと思います。

南海トラフ

南海トラフは、南シナ海に位置する大陸棚の一部で、アジア太平洋地域において最も活発な地震源帯の一つです。この地域では、世界的な規模の地震が発生する可能性が高いことが知られています。

これは、南海トラフが、東南アジア・フィリピン海・西太平洋を挟んでいる海嶺に沿って活発なプレート変動が続いているからです。

将来的には、南海トラフでの大規模な地震が発生する可能性が高いと予測されています。

特に、この地域を沿って活発な地震活動が観察されていることから、今後数十年以内に大地震が発生する可能性が高いと予想されています。

このような予測は、地震学者によってさまざまな手法を用いて行われていますが、確実な予測は不可能です。

このため、南海トラフの地震リスクに対する対策が求められています。

特に、南海トラフ周辺の国々は、南海トラフでの大規模な地震に備えるために、地震対策に力を入れています。

例えば、地震予知システムの強化や、地震発生時に即座に避難するための訓練などが行われています。

また、南海トラフでの大規模な地震は、周辺地域に大きな影響を及ぼす可能性があります。

BCPの重要性

BCP(Business Continuity Plan)は、ビジネスの中断や停止を防ぐための計画です。

災害やエンタープライズシステムの障害などの不測の事態に備え、ビジネスを継続するために必要なリソースや手順を定義することが目的です。

BCPは、企業のシステムや人員、設備などに対するリスクアセスメントを行い、それに基づいて予防措置や回復手順を設計します。

そのためには、除災作業のチームの構成、除災作業の調整方法、除災作業用の資源の調達方法などが含まれます。

BCPは、ビジネス継続性の保証のために欠かせないものであり、予防措置だけでなく、回復手順も含めて網羅的に設計されていることが大切です。

回復手順は、災害時にはスムーズに実行されるように、事前にテスト・検証されることが求められます。

BCPは、企業全体の戦略的な観点からのアプローチが求められます。

システムや設備、人員など、すべての要素を含めて設計されていることが大切です。

また、BCPは定期的に改訂されることが望ましいです。

新しいリスクが生じたり、ビジネス環境が変化する場合は、BCPも適切にアップデートされる必要があります。

BCPの実施によって、企業はビジネスの中断や停止に備え、災害時にはスムーズに回復することができます。

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