ワークライフバランスの弊害

ワークライフバランスの弊害

もちろん両立を追い求めることは重要だと思いますが、一方で、仕事で疲れているうえにバランスまで考えなきゃいけないなんてストレスだと個人的には思ったりします。

だからワークを減らしてバランスを取るという主張はあるでしょう。

そこに反論はしませんが、ワーク=嫌な事、疲れる事とカテゴライズしていいのでしょうか?

ワークは楽しい

私の考えはワークもライフの一部であり楽しいものという感覚です。

ひとつのことに集中する代わりに、あらゆることに手をつけすぎてしまっているということこそ、日々最高のパフォーマンスが出来ていない大きな原因だと気付く必要があります。

残念なことに社会には、多くのことでも同時にそつなくこなせるだろうという考えがあります。だからこそ、完璧なキャリアと完璧な私生活を手に入れるなどという、「ワークライフバランス」という言葉が聞かれるではないかと仮説を立てています。

ワークを減らしても成果は変えられない、ライフとのバランスを考えてリスケして、自分や家族の時間も充実させると考えればストレスしかないですよね?

考えただけでしんどいです。

そもそも、ワークライフバランスは無理なことなのです。理想通りに家事をこなし、子どもの面倒を見て、会社の管理職を務めるなど、あらゆる役割に縛られるとあらば、苦しむことになるはずです。

優先順位を決めよう

「やらなければならないこと」だけではなく、「やりたいこと」も含めた優先順位を決めましょう。

「サードタイム」や「サードプレイス」といった何の役割にも縛られない状況を作ることがバランスを取るには、非常に重要です。

自分がしあわせな人生を送る上で、絶対に必要な条件はなにか。自分のなかで「これだけは譲れない」ということをリストアップすると、自然と優先順位が決まってきます。

また、仕事を家に持ち帰らないことも重要です。

仕事をする時間と家でくつろぐ時間をはっきり分けることで、「ずっと仕事をしている気持ち」から解放されます。

自宅にいるときは仕事のメールなども見ないように、スマートフォンは別室に置いておくのも手です。

最後に、助けを求めることは、恥ずかしいことではありません。困ったときには手伝ってもらったり、アドバイスをもらうことは、自分の成長にもつながります。

仕事でミスをしたり、大変なことがあったら、迷わずまわりに助けを求めましょう。

そして、どんなに小さなことでもいいので、「明日が来るのが楽しみ!」と思えるようなことを作りましょう。

それが、「ワークライフバランスの呪縛から解放される方法」だと思います。

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